☆×3

謎のウイルスの感染により人々が次々とZQN化していく、というお話です。

最近の日本の漫画原作の実写映画の中ではかなりマシな方だと思います。
前半のパニックシーンにはなかなかの迫力がありましたし、
頭ふっ飛び血がブシャーッといったエグい描写もちゃんとやっていましたし、
予告編にもある主人公が死体の山の中、一人立つシーンは
「おぉ~、カッコイイじゃん!」と思いましたし、
そんなには悪くない映画だと思います。

ただまあね、色々とダメなところもあるせいで、
結局そんなに良い映画じゃなくなってるんですよね。

まず主人公と有村架純演じるヒロイン1号。
何であんなトントン拍子に親密な関係が築けているのか訳が分かりません。

次にヒロイン1号の半ZQN化。
序盤と中盤にあんなちょろっとだけ暴れさせて特に話を広げるわけでもなく、
あとはず~っとおねんねさせとくだけ、ってんなら
最初っから別にやる必要なかったんじゃないですか?

それからZQN達。
最初は物凄い動きをして主人公に襲い掛かってくるのに、
最後のクライマックスでは揃いも揃って
チンタラチンタラ歩いてくるだけってのは一体何なんですか?

このあたりのことは
原作がそうだから、とか、
一気に襲って来られたら負けちゃうから、といった
製作側の都合を物凄く感じてしまうので本当に邪魔ですね。

最後にラスト、主人公が死体の山の中で一人立つカッコイイシーンの後に
何をダラダラと大した内容もない話を続ける必要があるんですか?
言ってしまえばこの話、
冴えない男でも頑張ったらヒーローになれるんだ!という物凄いシンプルな話なんですから、
主人公がヒーローになった時点でもう終わりなんです。
映画の決めになるシーンもあることなんですし、
主人公がヒロイン1号と長澤まさみ演じるヒロイン2号と一緒に車で逃げる、
なんてくだりはどう考えても余計なんです。
どうしても何か最後に付け足したいんだったら、
主人公がヒロイン1号、ヒロイン2号と3Pするぐらいのことでもやったらどうですか?
それだったらヒーローになったらこんな良いことがあるんだよ、という
素晴らしいラストになったと思いますよ。